手間なしブライトで洗濯槽のカビ汚れ除去&掃除で皮膚病予防、頻度

梅雨が無い北海道を除き、6月の梅雨の時期から大気中の湿度が急上昇します。

特に、通気性が良くないマンションの場合、浴室の手入れが不十分だと、黒カビが発生しやすくなります。湿度が高くなる6月から残暑が続く9月まで、カビや細菌にとっては心地よく繁殖しやすい季節。

マンションでも一戸建て住宅でも、洗濯機は概ね浴室の近くに設置されています。浴室周囲は換気に気を付けないと、湿度が高くなりやすい場所。

ここで、縦型の全自動洗濯機のメンテナンスについて、意外と無頓着な人が多いのではないでしょうか。

縦型の全自動洗濯機の構造上、洗濯槽(ドラム)の裏側は洗剤カスや黒カビ、雑菌の温床になりやすい問題があります。しかし、洗濯槽をのぞいても、裏側の汚れが見えないこともあり、認識不足なのかもしれません。

縦型の全自動洗濯機のドラム裏側は高い確率で汚れが付着しています。清潔で健康的な生活のために、洗濯槽の洗浄は必須となります。

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洗濯槽の裏側の黒カビ汚れ

6~9月にかけては、洗濯槽の裏側に高い確率でカビが発生している可能性があります。多くの場合、カビが発生していると考えていいでしょう。

もし、洗濯物に黒い海苔、ワカメのようなものが付着していたら、洗濯槽の裏側はかなり汚れています。

全自動洗濯機

縦型、全自動洗濯機の洗濯槽裏側の汚れは見えない

粉せっけんの問題点

洗濯用の粉石けんを使うと洗濯物の仕上がりが柔らかく、肌に優しいメリットがあります。肌が弱い人や肌トラブルを抱えている人の中には、粉石けんを使っている人がいるのではないでしょうか。

ちなみに、管理人はMIYOSHI/ミヨシの「そよ風」粉せっけんを長く愛用しています。

合成洗剤であれ、洗濯用の粉石けん洗剤であれ、洗濯物には微量の洗剤成分が残っている前提で考える必要があります。合成洗剤にはメリットがあるものの、皮膚の事を考えたら粉石けんを選ぶ人も多いと思います。

しかし、洗濯用の粉石けんを使うと、洗濯槽の裏側が汚れやすいという難点があります。これでは、洗濯機で洗濯物に付着している汚れや皮脂、汗を洗浄しても、同時に「カビ」と「雑菌」を付けているようなもの。

健康被害を予防

もし、白癬菌(はくせんきん)による水虫、いんきんたむし、アレルギー等の皮膚トラブルの症状があるならば、複数の原因の中の1つとして洗濯槽の汚れを疑った方がいいかもしれません。

カビによる健康被害を予防するためにも、洗濯槽のカビ汚れに注意を払う必要があります。これは、粉せっけんのみならず、合成洗剤を使用していても同様です。

そこで、衛生的で健康的な生活のために、洗濯槽の洗浄、掃除が欠かせないのです。

手間なしブライトで黒カビの除去、掃除

全自動洗濯機の取扱説明書には、純正クリーニング剤の使用が推奨されています。しかし、わざわざ純正品の洗濯槽クリーナーを取り寄せるのは面倒なもので、酸素系漂白剤(液体)が便利。

一例として、「手間なしブライト」はドラッグストアやホームセンターで売られているポピュラーな酵素系漂白剤。

手間なしブライト つめかえ用 720ml


ドラッグストアやホームセンターなどでは、全自動洗濯機用の洗濯槽クリーナー(塩素系)が販売されています。しかし、コスパでは酸素系漂白剤が上だと思います。詰め替え用「手間なしブライト」は100円プラスαで入手できます。

洗濯槽の洗浄方法

全自動洗濯機、槽洗浄全自動洗濯機には「槽洗浄」モード機能が搭載されています。

Step1

全自動洗濯機の電源をON。

Step2

コース設定で「槽洗浄」を選択。

Step3

お湯が出るように蛇口をセット。(水でも可)

この時、40℃以上のお湯を入れることで洗濯槽の汚れが取れやすくなります。お風呂の残り湯を使ってもOK。

Step4

槽洗浄スイッチをON。

Step5

洗濯槽に酸素系漂白剤(一例として、詰め替え用の手間なしブライト720ml)を全量入れる。

槽洗浄モードがスタートすると、注湯(注水)しながらクリーニング液の撹拌モードが数分続きます。

Step6

その後、自動停止モード(つけ置きモード)に入ります。

Step7

つけ置きモードが終了すると、漕洗浄がスタート。排水後に自動停止。

洗浄完了まで一晩(10時間以上)かかるため、夕方にセットしておけば、翌朝にはクリーニングが完了しています。

※槽洗浄のやり方は洗濯機によって異なるため、取扱説明書をCheck it out。

洗濯槽の汚れがひどい場合

もし、全自動洗濯機を購入後、何年も経過していて一度も洗濯槽をクリーニングしたことが無いならば、1回の槽洗浄では洗濯槽の汚れは取り切れないでしょう。

その場合、洗濯槽の裏側は間違い無くカビが付着しているため、槽洗浄を何回か繰り返す必要があります。

この場合、「洗たく槽カビキラー」のような塩素系洗濯槽クリーナーを使い分けるのも一つの方法。

もちろん、酸素系と塩素系洗剤を混ぜてしまうと、有毒ガスが発生するため絶対Noです。例えば、1回目の槽洗浄では酸素系クリーナーを使い、2回目の槽洗浄で塩素系クリーナーを使います。

毎月、洗濯槽の洗浄が理想的

粉石けんを使用している家庭では、洗濯槽の洗浄頻度は湿度が高い「6~9月」までは、衛生面を考えて毎月、洗浄してもいいと思います。槽洗浄は自動運転で手間がかかるわけではありません。

「6~9月」までは毎月、槽洗浄し、それ以外は隔月に槽洗浄してもOK。洗濯槽の汚れが気になるならば、毎月の槽洗浄が理想的です。

最後に、洗濯機のフタは常時、開けた状態で風通しを良くすることで、カビやニオイを予防できます。

ちなみに、今でも一部使われている二槽式洗濯機の場合、このクリーニングは不要です。

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コメント

    • マッキー
    • 2017.12.09 2:14am

    ごきげんよう。
    洗濯しているからと言って、
    洗濯槽まできれいになっているんじゃないんですよね。
    年末ですし、洗濯槽も大掃除します。
    ためになる情報をありがとうございます。

      • Heeday
      • 2017.12.09 8:02am

      こんにちは。

      洗濯槽の裏側の汚れは盲点かもしれませんね。

    • フジト
    • 2017.12.14 9:18pm

    こんばんは。
    洗濯槽の裏側一度見たことがありますがやはり汚れていましたね。
    と知りつつ掃除はしてなかったので参考にして取りかかろうと思います。。
    蓋を開けて乾燥させることも初めて知りました。家族に伝えたいと思います。
    参考になる情報ありがとうございました。ランキング応援させて頂きました。

      • Heeday
      • 2017.12.14 9:58pm

      こんにちは。

      カビの健康被害を防止するためにも、洗濯槽の掃除は大切だと思うのです。

    • まるい
    • 2017.12.15 2:18pm

    こんにちは。
    洗濯層の裏は見えないので汚れているのに
    気が付かないですよね。
    洗濯層クリーナーは定期的にしていますが
    なかなか落ちてない?と思うことがあります。
    何度も洗うしかないですかね。

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