遅い弱いWi-Fiルーターの電波強度を100円で強くする超簡単な方法

一戸建て住宅や広めのマンションにWi-Fiルーター/無線LANを設置すると、場所によっては、電波の弱さが気になることがありませんか?

通信速度が遅いため、iPhoneやAndroidスマホ、タブレット、ノートPCで再生中のYouTube動画が途切れてしまったり、ネットサーフィンやメールチェックにも支障が出る場合があります。

あと、Zoomの映像が止まる、重い、映像と音声が途切れる場合があるかもしれません。

一戸建て住宅の場合、Wi-Fiルーターは1Fに設置されていることがほとんどだと思います。

1FにWi-Fiルーターを設置すると、1Fではノートパソコンやスマートフォン等のデジタル機器は、概ね問題無く使えると思います。

もし、1Fでも場所によって電波が弱いのであれば、巨大な豪邸でしょうからWi-Fi中継器が必要かもしれません。w

ところが2Fでは、Wi-Fiルーターの電波の弱さが気になる場所がありませんか?床(1Fの天井)と壁、ドアが障壁となり、電波が減衰しやすくなります。

そこで、手軽で簡単にWi-Fiルーターの電波を強くする方法がないものかとテストしてみました。

本題の前に

当ブログの管理人は時々、当「www.heeday.com」のアクセス状況をGoogle Search Consoleの検索パフォーマンスでチェックしています。

Google Search Consoleのクエリによりますと、

「Wi-Fi キッチンガード」と「Wi-Fi レンジガード」のクエリ掲載順位が共に1位にランキングしています。

そこで、Google画面を開いて

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当記事の公開日時は2017年7月2日。今頃になって、なぜ当記事のアクセス数が増加しているのか摩訶不思議です。

では、本題に入ります。

Wi-Fiルーターの電波をアルミパネルで強化

Wi-Fiの電波が弱くなる原因はケースバイケース。そこで、Wi-Fiルーターの速度を上げる高速化計画を考えてみました。

Wi-Fiの電波を強くする方法をネット検索すると、情報がいくつか出てきます。

All aboutの記事

All Aboutの記事によると、Wi-Fiルーターの裏側にアルミホイルを設置すると、電波強度が上がるテスト結果が出ています。

All Aboutの執筆者が「Wifi Analyzer」というAndroidスマホ用アプリを使用して検証したところ、アルミホイルの設置方法によっては電波強度が上がる記事が公開されています。

なお条件として、アルミホイルの面積が小さいと、電波強度が不安定になるようです。

(出典)Wi-Fiの電波はアルミホイルで強くなる? 電波強度を上げるには

500mlアルミ缶の使用

更に検索すると、Wi-Fiの電波を強くする具体的な方法として、500mlのアルミ缶をカットして展開し、Wi-Fiルーターのアンテナ部分にセットする方法がヒットしました。

しかし、アルミ缶をカッターやハサミでカットすると、カットしたエッジ部分が鋭利な刃物形状になるため危険なのです。

アルミ缶を展開したアルミパネルは軽く、風で床に落下することも予想されるため、子供やペットがいる家庭では、やめた方が賢明です。

工具を駆使して刃物形状のエッジ部分を丸めることは可能なものの、これは、なかなか面倒な作業。

他に、アルミ缶のエッジ部分にビニールテープ等を貼り付ける方法があるものの、美観を損ねてしまいます。

また、500mlのアルミ缶をカットして展開しても面積が小さく、効果が疑問。よって、管理人的には微妙なのです。

Wi-Fiルーターの設置場所を変える

次に、建物の中心付近にWi-Fiルーターをセットすることで、電波が放射状に家全体に広がります。しかし、外からの電話回線の設置場所の問題もあり、我が家の場合はルーターの移設は不可能。

そこで、管理人が思いついた物はキッチンで使用する「アルミ製レンジガード」。

アルミ製レンジガード

早速、外出したついでに100均のダイソーへ行きました。ゲットしたレンジガードはこれ!

アルミパネルのレンジガード、グリルテーブルガード、キッチンガード

まるで、ドラえもんのようにレンジガードの登場!

この商品名は「ガスコンロまわりの油飛散を防ぐ!キッチンコンロ用、グリルテーブルガード」。キッチンガードや天ぷらガードとも呼ばれる、油はねガード。価格は100円(税別)。

サイズは、横:83cm×縦:39cm。

丁度いいサイズのアルミパネルが見つかりました。横方向のサイズが長いものの、不要であればハサミで簡単にカットできます。このアルミパネルは100均やスーパーマーケット、ホームセンターなどで手軽に入手できます。

キッチンのガスコンロ用アルミパネルは軽く、エッジ部分が丸く加工処理されているため安全です。

Wi-Fiルーターにアルミ製レンジガードを設置

このアルミ製レンジガードを展開して、Wi-Fiルーターの後方に設置してみました。設置というより置くだけ。このWi-Fiルーターは1Fの壁際に設置されています。

キッチンガード

試しに、レンジガードの設置角度を手前側(おじぎするように)に傾けると、2Fの電波強度は明らかに弱くなり、ノートパソコンでYouTubeの動画再生が途切れやすくなりました。レンジガードを設置する角度が肝のようです。

なお、今の時点では見た目があまり美しくありません。今後、余分なアルミレンジガードをハサミでカットするなりして、体裁を整えようと思います。

テストは成功

コントロールパネル>ネットワークと共有センター

アルミ製レンジガードを設置後、2Fで使用するノートパソコンのYouTube動画の再生が停止する現象が無くなりました。

Windows10の「コントロールパネル」>「ネットワークと共有センター」画面の表示やタスクバーの右下に表示される電波強度アイコンは、ほぼMax状態。

アルミ・レンジガードを設置後、今まで隣接する家に飛んでいた無意味なWi-Fi電波を我が家に集約できるようになったからでしょう。

現時点で、Wi-Fiルーターにアルミ・レンジガードの設置は成功です。これなら、女性でも手軽に設置可能なため、試してみる価値はあるかもしれません。

マンションにも

マンションでWi-Fiルーターが壁際に設置されているならば、アルミ製レンジガードを設置してみる価値はあるかもしれません。

Wi-Fiルーターのアンテナから放射状に360℃飛んでいる電波を自室にある程度、集約できるからです。お隣さんにWi-Fi電波を飛ばしていても無意味なので。

ちなみに、マンションでもアルミ製キッチンガードの効果が出ているようです。こちら。

自作のWi-Fiブースター(200円)で無線LANの電波を強くする!

アルミ製レンジガードの設置角度が肝

アルミ製レンジガードは確実に電波を反射するため、その設置角度が重要だと考えられます。気を付けたいのは、次の2点。

・電波の入射角と反射角をイメージする。

光や電波の入射角と反射角の関係

→光や電波は境界面で反射します。その時の入射角と反射角は同じです。(中学校で習ったかな?)

Wi-Fiルーターのアンテナから飛んでいる電波がレンジガードにぶつかって反射しています。2Fの各部屋にも電波が届くようにイメージしながらレンジガードの角度を調整します。

・レンジガードの横幅に余裕を持たせる。

→Wi-Fiルーターの後方にセットするレンジガードの横幅に余裕がある方がより効果的だと考えられます。

最後に

物事を解決するには、まず最初になるべく手間と費用がかからない方法からスタートします。それでダメなら、次の方法を考えてトライしてみるといいと思います。これにより、時間とコストを節約できます。

(注1)Wi-Fiの通信環境は機器や建築物によって異なります。アルミ製レンジガードの設置は自己責任でお願いします。効果がよく分からない場合、アルミ製レンジガードはキッチンで本来の目的に使いましょう。

(注2)ノートPCやスマホ、iPad等のタブレット機器がWi-Fi「2.4GHz」に接続中、ミニコンポやBluetoothスピーカー等のBluetooth「2.4GHz」に接続して音声出力すると、両電波が干渉してWi-Fiの電波が弱くなる場合があります。

アルミ・レンジガードの効果が感じられない場合

なお、アルミ製レンジガードを設置してみても効果があまり感じられない場合、Wi-Fiルーターの中継器が必要になるかもしれません。

Wi-Fi中継器は比較的買いやすい価格帯のため、快適なネット接続環境のために投資して損はない機器です。

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