「マネーの虎」の審査員たちが次々と倒産している現実

「マネーの虎」というテレビ番組を覚えていますか。

念のため番組内容を説明しますと、起業志望者たちが各自のビジネスアイデアをプレゼンテーションし、マネーの虎と呼ばれる実業家たちが自腹で出資するか否かを判断する内容の番組でした。

司会者は吉田栄作氏。

これは、なかなか見応えのある番組でした。

番組上、マネーの虎たちの「欲とリスク」の狭間で揺れ動く心理状態がそのままカメラに映し出されていました。それは、とても人間らしい姿だと思うし、欲と共に生きているのが人間でしょう。

調べてみると、この番組は2001年から2004年まで放映されました。

「マネーの虎」の番組内で、羽振りの良かった社長たちは今どうしているのでしょうか。実のところ、倒産している社長は1人や2人ではありません。中小企業のオーナー社長たちは雇われサラリーマン社長たちと違い、個人で債務保証しています。

もう、これ以上は言うまでもないでしょう。

そもそも社会にとって企業の勃興と存続、そして消滅は人の誕生と成長、そして死のようなもの。生まれたものは、いつか消えゆく運命にある。社会にとって必要とされない商品やサービスを持っている会社は消えゆく運命にあります。

そして、時代の変化が次なる需要を生み出し、企業による供給が始まります。

どこの国でもいつの時代でも、移ろいゆく諸行無常の中に人間万事塞翁が馬が宿っていると思います。

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