ジェームスのピットメニュー/オイル交換は作業工賃込みの料金

カー用品とカーメンテナンスのチェーン店の中で、ジェームス/jmsのピットメニューは充実しています。別途、ピットメニュー冊子が用意されていることからも、力の入れようが窺えます。

ジェームスは株式会社タクティーによって運営され、筆頭株主はトヨタ自動車株式会社。トヨタの持ち株比率は80%。

そして、株式会社デンソーとアイシン精機株式会社が各10%ずつ株式を所有していることからも、ジェームスはトヨタグループによって運営されているフランチャイザーです。

ジェームスのピットメニュー

jms/ジェームス・ピットメニュー

ジェームスの店舗内で配布されているピットメニューは充実しています。

内容はエンジンオイル交換やバッテリー交換からアライメント測定、調整、車検・点検まで幅広いサービス。

エンジンオイル交換、ブレーキフルード交換、ATF交換、CVTフルード交換、デフオイル交換、油圧パワーステアリングフルード交換などのピットメニュー料金は「油脂価格+作業工賃」(※)となっているため、一目でわかりやすいのが特徴。

(※)ピットメニューのエンジンオイル交換価格は「会員価格」です。非会員の場合、+1,100円(税込)となります。ジェームスで定期的にオイル交換するならば、会員になる方がお得です。

ピットメニューは10のカテゴリーで構成され、「車検、点検」「エンジンオイル」「車内快適メニュー」「視界良好メニュー」「補修、修理メニュー」「ランプ交換」「駆動系オイル」「エンジンまわり」「足回り」「ブレーキ」メニューとなっています。

車検、点検

・車検

・法定12ヶ月点検

・カーケア10検

エンジンオイル

・国産ガソリン車:省燃費車・ハイブリッド車用

エンジンオイルの種類:Mobil1(TM), Mobil Super(TM), CASTLE(キャッスル)

エンジンオイルの粘度:0W-20, 0W-16

・国産ガソリン車:一般用

エンジンオイルの種類:Mobil1(TM), Mobil Super(TM), CASTLE(キャッスル)

エンジンオイルの粘度:5W-30, 5W-40, 10W-30

・国産ディーゼル車用

エンジンオイルの種類:Mobil Super(TM), CASTLE(キャッスル)

エンジンオイルの粘度:5W-30, 10W-30, 5W-40

・アドブルー補充

・輸入車用

エンジンオイルの種類:Mobil1(TM), Mobil1(TM) ESP, Mobil Super(TM)

・デポジットクリーニング

・エンジンオイル添加剤

・お手軽エンジン内部丸洗い

車内快適メニュー

・エアコンフィルター交換

・エアコン消臭

・エアコン抗菌剤

・エアコンガスクリーニング

・エアコンガスチャージ

・エアコンオイル添加剤

・クレベリン車内除菌、消臭

・発煙筒交換

・車内まるごと除菌消臭セット

・キーの電池交換

視界良好メニュー

・撥水ガラスコーティング

・ガラス油膜取り

・リアガラス撥水

・サイドガラス撥水

・ドアミラー撥水

・ワイパー交換

・ワイパーゴム交換

・ヘッドライトポリッシュコート

・ヘッドライトコート

補修、修理メニュー

・瞬間パンク修理

・パンク修理

・ガラスリペア

・ガラス交換

・ドアノブ周りの小傷取り

・ドアミラーカバークリーニング

・ボディの傷補修

ランプ交換

・ランプ交換

・HIDランプ交換

駆動系オイル

・AT, CVTフルード交換

・トランスミッションオイル交換

・デフオイル交換

・パワーステアリングフルード交換(For 油圧パワーステアリング車)

エンジン回り

・エンジン冷却水交換

・エンジン冷却水添加剤

・ラジエーターキャップ交換

・エアフィルター交換

・スパークプラグ交換

・Vベルト交換

足回り

・タイヤローテーション

・4輪アライメント

・ドライブシャフトブーツ交換

・スタビライザーリンク交換

・タイロッドエンドブーツ交換

・ボールジョイントブーツ交換

ブレーキ

・ブレーキパッド交換

・ブレーキフルード交換

ブレーキディスクローター交換

以上の内容。

詳細はジェームスアプリで

詳しくは、ジェームスのアプリで確認できます。

ジェームス公式アプリのダウンロード

App Store

Google Play

管理人自身、ジェームス会員のため、今までオイルやタイヤ交換、ハロゲンランプの交換等でサービスを利用している1人。

例えば、H4ハロゲンランプは、どこでも入手できるパーツ。ところが、車種によってはヘッドライト周囲に余裕空間が無く、ランプ交換で少々苦労することがあります。

以前、所有していた車のハロゲン球が出先で切れてしまったため、急遽ジェームス店舗でランプ交換をお願いしたことがあります。

DIYでエンジンオイル交換をやめた理由

jms/ジェームス・ピットメニュー

管理人が20代の頃、日産シルビアQ’s/S13を所有していました。

当時はよく、カー用品店で4L入りのエンジンオイルを購入し、DIYでオイル交換をしていました。しかし、DIYのエンジンオイル交換はデメリットもあります。

エンジンオイルが余る

S13シルビアQ’sのエンジンはSR20DE。エンジンオイル交換と同時にオイルフィルターを交換しても、使用するオイル量は3L台。オイルが余るのです。

次回も4L入りエンジンオイルを購入するため、またオイルが余ります。

年間1~1.5万km走行すると、約5,000km毎のインターバルで年に2~3回はオイル交換となります。よって、前回の余ったオイルに新品オイルを継ぎ足していくことになります。

管理人的には、なるべくフレッシュなエンジンオイルを使いたいこともあり、これがDIYの難点。

あと、エンジンオイルのブランドを変える際、過去の余ったオイルの処分に困るのです。

余ったエンジンオイルに異なるブランドのオイルを混ぜて使用するのは気が引けます。また、オイル粘度を変更する場合、オイルのブレンドは不可能です。

よって、余った未使用オイルは、エンジンオイルの処理ボックスを購入して捨てるしかありません。

要オイル処理ボックス

エンジンオイルの交換時、ダンボール製のオイル処理ボックスが必須。オイル処理ボックスは安価なものの、毎回、購入して廃油を処分する手間が必要です。

コスパが良くない

DIYのエンジンオイル交換とカー用品店のエンジンオイル交換を比較すると、交換費用は変わらない、あるいは、店舗で交換する方が安く済みます。

店舗はエンジンオイルを大量に仕入れる以上、仕入れコストが断然安いのは想像に難くありません。

ジェームスはエンジンオイルの種類と排気量毎(~1,500cc, ~2,000cc, ~2,500cc, ~3,500cc, ~4,500cc, 4,501cc~)にオイル代+作業工賃を設定しています。これなら、オイルが余るようなムダがありません。

DIYでエンジンオイル交換に要する手間を考えると、店舗でオイル交換した方がラクでコスパがいいのです。

全てのカー用品店が安心とは言えない事実

自動車タイヤのOutside

管理人は今まで数え切れないほど、ジェームスのピットサービスを利用しています。

今まで、ジェームスのピットサービスの品質に不満を抱いたことは1度もありません。自宅からほど近い場所にジェームス店舗が立地しているため、何かと便利なピットとして重宝しています。

しかし、世の中には信頼できない、いや、信じられないカー用品店も存在するため要注意です。

なんと、タイヤのOUTSIDEとINSIDEが逆!

ちなみに2009年頃、某カー用品店でタイヤ交換を依頼したところ、タイヤの「OUTSIDE」と「INSIDE」が逆に装着!されていたのです。驚いたと同時に、大笑いした経験があります。

タイヤの交換作業が完了後、管理人がチラッとタイヤを見て異常に気付いたのです。

なんと、タイヤのサイドウォールに「INSIDE」の文字が見えたのです。

タイヤの種類によっては、サイドウォールに「OUTSIDE」、そして、反対側に「INSIDE」という刻印が見つかります。OUTSIDEはホイールハウスの外側、INSIDEはホイールハウスの内側に装着する必要があります。

タイヤを理解しているオーナーであれば、それくらいの常識は基本中の基本。

いくらなんでも、タイヤの「OUTSIDE」と「INSIDE」の違いを知らない、若いお兄ちゃんにピット作業を任せてはならないのです。

もしかして、あの若いお兄ちゃんはTシャツの前後を逆に着ても気付かないタイプかもしれません。w

あの時、もし管理人がタイヤの装着ミスに気付かなければ、そのまま走行していたのです。女性オーナーならば、高い確率でタイヤの装着ミスに気が付かないでしょう。

サイドウォールに「OUTSIDE」と「INSIDE」の刻印があるタイヤは正しく装着することで、本来の性能を発揮できます。タイヤメーカーのエンジニアの方々は開発段階で様々なテストを繰り返し、あえてタイヤに「OUTSIDE」と「INSIDE」を設定しているわけです。

それを逆に装着してしまったら、タイヤ本来のグリップ性能や雨の日のウエット性能を担保できません。タイヤの逆装着で排水性能が低下し、雨天時に危険な状態に陥る可能性も考えられます。

更に、タイヤの偏摩耗の発生やパターンノイズが増加するかもしれません。

カーメンテナンスは信頼できるカー用品店で

そんなトンデモ事実が世の中にはあるため、くれぐれも信頼できるカー用品店でパーツ交換、メンテナンスを強くおすすめします。

自動車の消耗部品の中で、特にタイヤ、ブレーキパッド、ブレーキフルードは安全と命を支えている重要部品。絶対に作業ミスがあってはならないのです。

最後に。

あの時、担当したピットのお兄ちゃんの上司が出てきて軽い謝罪があり、大急ぎで正しくタイヤをセットしてもらったのは言うまでもありません。

それ以降、そのトンデモ事実が発生した某店舗で車のメンテナンスを受けたことは1度もありません。もし、他県であっても、そのチェーン店でメンテナンスを受けることはありません。

そのチェーン店で商品を購入することはあるかもしれませんけど。

[関連リンク]

ジェームス/jmsオフィシャルサイト

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP