個の時代が進む21世紀-高林秀亘

フェラーリFerrariは広告を一切出さないF1レース&スポーツカー屋

フェラーリ

富豪や余裕があるカーマニアの乗り物と言えば、イタリアの高級スポーツカーであるフェラーリが挙げられます。フェラーリは官能的なエンジンサウンドを奏で、値落ちしにくいクルマでも有名。この自動車メーカーは、とてもユニークな経営戦略を持っています。

 

フェラーリ社は広告を出さない

フェラーリ社は広告を一切出していません。

カーマガジンやファッション雑誌にフェラーリの広告が掲載されている場合、それは、日本のフェラーリ代理店、販売店が出している広告です。しかし、フェラーリ本社はテレビCMやマガジンを含めたペーパーメディアに一切広告を出していません。

勿論、フェラーリ社のWebサイトはありますが、なぜでしょう。手元に資料があるわけではありませんが、私の考えを書いてみましょう。

 

フェラーリ社は今も昔もレース屋さん

フェラーリ458

 

フェラーリというスポーツカーメーカーはF1レースで勝つのが目的の会社。フェラーリ社はF1レース屋さんです。

 

F1の世界で活動していくためには、マシーン開発はもとより、海外遠征を繰り返すため膨大な経費がかかります。

そこで、フェラーリ社は高級スポーツカーを製造販売しています。

フェラーリを買うという事は、購入代金の一部をお布施としてフェラーリ社に献上するようなところがあります。フェラーリの購入代金の一部はフェラーリ社のF1の活動費に流れていくのです。フェラーリオーナーはフェラーリ社のタニマチ的な存在に近いところがあるでしょう。

フェラーリ社は他の自動車メーカーとは経営の順番、発想が大きく異なっています。

 

ライセンスビジネス

フェラーリ

 

更に、フェラーリ社は各分野の企業とライセンス契約を結ぶことで、ライセンス収入が転がり込む仕掛けを作っています。

フェラーリの模型を製造するには、もちろんライセンスが必要となります。

フェラーリのボディデザインとロゴマークそのものが知的財産となっています。

かつてのSONYプレイステーションのグランツーリスモ・シリーズにフェラーリが出てこなかったのは、恐らくライセンスの問題があったからでしょう。

 

レース中継やメディア記事が広告

企業にとって広告費の負担は大きいもの。

大企業の多くはイメージ広告を出すことで、ブランドの確立と知名度の向上を図っています。広告費が最終的にどの程度、販売に結び付き、リターンとなって回収できるのか厳密な計算はできません。

しかし大企業である以上、一定の広告予算を確保しています。

 

それに対して、フェラーリはF1レースのテレビ中継や各メディアの記事が自動的に広告となり、更に、各ライセンスビジネスで自社のCIマークとブランド名が自動的に世界へ行き渡っていきます。フェラーリグッズを見かけることがあると思います。

何と頭がいい会社なのでしょう。

 

 

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