むち打ちは、病院の整形外科ではなく整骨院で治療できる

管理人は、むち打ち(外傷性頸部症候群)の経験があります。しかし、今は完治していて後遺症は一切ありません。

この経緯について呟いてみます。(上の写真は、管理人の追突事故とは無関係です。)

追突事故

あれは夜の9時過ぎでした。

TOYOTAヴィッツで信号待ちしていると、ルームミラーに写る後続車のヘッドライトが急速に近づいてきました。その接近速度があまりにも速いため、瞬間的に尋常ではない状況を察知したのです。

ルームミラー、バックミラー

無意識にブレーキペダルから足を離し、アクセルペダルを踏んで発進しました。前車との距離はクルマ1台分以上はあったため、それが唯一の逃げ場だったのです。2~3m前進したところで、後続車が追突してきたのでした。

追突してきたクルマのドライバーは、まだ20歳前後の若者。

本人は動揺していて何もできません。そこで、被害者である管理人が携帯電話から警察へ連絡し、現場検証とあいなったのでした。加害者の追突原因はわき見運転でした。

その時、管理人はむち打ち症を患ったのですが、救急車を呼ぶほどの状態でもありませんでした。管理人の被害車両と加害車両共に、破損状態がひどくはなかったこともあり、警察官の事故検証後、両車共に自走で帰宅したのでした。

今思えば、あの時、ブレーキペダルから足を離してアクセルペダルを踏んだことで、衝撃エネルギーが緩和されたのです。もし、管理人がブレーキを踏みっぱなしであったならば、衝撃は更に大きなものになっていたはず。

病院でレントゲン撮影

追突事故の翌日、総合病院の整形外科を受診してレントゲン撮影を受けました。診断結果は外傷性頸部症候群で、その日は首に貼る湿布(消炎鎮痛剤)と痛み止めの薬、胃薬、その他4種類ほどの錠剤が処方されました。

この怪我に薬は不要ながら、処方された以上は仕方ありませんでした。

その後、何回か通院を重ねたものの、一向に症状は快方へ向かいません。整形外科の担当医はパソコンの画面と睨めっこしながらクリックを繰り返し、患者の顔色すら見ようとしません。

そこで、整骨院へ通うことに決めたのでした。

整骨院でむちうち治療

整骨院、整体院

管理人が通い始めた整骨院の院長は、腕がいいことで有名のようです。

初日、交通事故と痛みの状況を整骨院の院長に説明しました。

管理人が診察台にうつ伏せに横たわり、院長が指先で首から腰にかけて脊髄を撫でるように触診していきます。診断結果として、頸椎と腰部の骨に変位が見られるとのことでした。追突の強い衝撃で腰部の骨も変位したのでしょうか。

早速、矯正専用の電動シートにうつ伏せになり治療を受けました。その後、軽いマッサージをしてもらい、その日の治療は終了。

驚くことに、今までの首回りの痛みを「10」とするならば、初日で痛みは「3」まで軽減しました。たった、20~30分の治療で痛みは約70%カットなのです。

追突事故後、日常生活でもクルマの運転中でも首を回す度に痛みが走るため、苦痛な思いをしていたのです。その後、大事を取って何回か通院し、体感的に「3回目の通院」でほぼ完治しました。

これこそ、正にゴッドハンドの治療と言えます。

一般病院と整骨院の使い分け

今回のような「むち打ち」の場合、西洋医学の病院ではなく、整骨院に行くのが正しい治療法であることを自分の体で証明したようなもの。ちなみに、今まで整骨院で治療を受けたことは一度もありませんでした。

整骨院の話によると、骨の並びというものは事故だけではなく、日常生活の中で変位していくことが珍しく無いそうです。仕事や日常生活の中で、無理が多い姿勢を取り続ければ、骨の並びが変位してもおかしくありません。

むち打ちのみならず、肩や腰が痛むならば、順番としてまず、整骨院の門をたたくのが治療の早道である可能性があります。

もし、骨の並びに変位が発生しているならば、湿布を貼っても治るわけがないし、薬を飲んで痛みが治るわけがないのです。事故で自動車の骨格であるフレームが変位した場合、フレームを修正して元に戻す板金修理が必要です。

対症療法で、むち打ちは治らないのです。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP