21世紀を担うインドネシアの旺盛な個人消費と経済発展

私は今まで3回ほどインドネシアへの渡航経験があります。現地にインドネシア人の友達がいることもあり、インドネシアは遠くともとても親近感を抱いている国です。

かつて、首都ジャカルタからバリ島まで友達のクルマで横断したこともあり、都会から素朴な田舎まで生のインドネシアを視察した経験は貴重なものでした。

 

旺盛な個人消費

インドネシアは大小18,000もの島々で成り立つ国。実のところ、インドネシア政府自体が正確な島の数を把握できていないそうです。

これらの島々に約2億3,000万人の人口を抱える多民族国家。この国の人口ピラミッドは底部の未成年の数が非常に多く、現在、そして今後、数十年かけて個人消費が爆発的に増加することが確実とも言えるでしょう。

 

インドネシア,ジャカルタ

 

2012年現在、インドネシア国内の二輪車販売台数が700万台、四輪車は90万台にものぼります。

これは、タイの販売台数を抜いて、ASEAN最大のマーケットにまで成長しています。

一国の消費を握っている世代は40代と言われることからも、今後、更にバイクやクルマ、電気製品に代表される工業製品の販売増が確実視されています。

しかしながら副作用として、とにかく首都ジャカルタの交通渋滞は年々悪化傾向のようです。ジャカルタ郊外から中心部へ移動するだけで、1時間半から2時間はざらです。

よって、多くの市民はバイクを日常の足としています。ジャカルタから約200km離れたバンドゥン(Kota Bandung)でも、朝夕のラッシュアワーの渋滞はジャカルタと肩を並べるほどです。

 

ジャカルタには環状線状の高速道が必須と思われますが、友人が言うには、建設予定は無いそうです。

地上を走るMRT(大量輸送軌道交通システム)については長年議論されてきていますが、地権者の反対も強く完成は未定のようです。また、ジャカルタ市内は洪水が頻繁なこともあって、地下鉄の建設は難しいそうです。

いずれにしても、激しさを増す交通渋滞を解消しないことには、インドネシアの発展にブレーキをかけかねないような気もします。

 

工業化と観光地が共存する国

お米

 

現地ではコメの2毛作、3毛作が普通のため、主食の米に関しては日本の物価からするととても安い。バナナやパパイア、マンゴに代表される果実は住宅地でも見られるもので、放置しても勝手に実ります。

勿論、彼らも現金収入が無ければ生きていけませんが、食糧品に関しては豊富で価格も安いため悲壮感は感じられない国。

どちらかと言えば、南国の男たちはがむしゃらに働かないイメージがありますが、就職事情がまだ悪いという面もあるようです。

 

先進国の資本が現地に投下され、ジャカルタ周辺から郊外にかけて工場建設が急ピッチで進んでいます。インドネシア人は手先が器用なこともあり、外国資本の現地工場で働く若者がどんどん増えているそうです。

 

インドネシアの中でもバリ島はやはり別格。現地でバリ島は物価が高くても有名なのですが、おもてなしの心をもつヒンズー教徒たちは旅行者たちに対して親切で寛容。

昔と比べて随分近代化されたものの、神々が宿るバリ島は独自の文化を守りつつ、ゆっくりと時が流れています。

 

 

ジャカルタ/Jakarta

 

バリ/Bali

 

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