個の時代が進む21世紀-高林秀亘

物の豊かさと品質の厳しさでは、日本そして日本人が世界一

秋葉原

日本人は世界で最も商品の品質に厳しいと言われます。

私自身、今まで無形ビジネスから有形商材まで扱う仕事に関わってきた経緯から、これは間違いありません。日本人は男女を問わず、商品の品質にとても厳しいです。

 

職人の物作りのプライド

管理人は今まで、数多いクレーム対応を経験してきましたが、まれに細かなクレームが入ることがあります。

例えば、有形商材ならば、製造上、公差の範囲内の良品であって何ら問題が無いにもかかわらず、中にはその公差を許せないお客さんがいます。

 

日本人は農耕民族ですが、それプラス、日本は職人揃いの国。または、職人国家でした。

職人は物作りのエキスパートであり、魂を込めて日夜、物を作り続けています。

職人は仕事に拘りとプライドを持っている人達であり、自分が魂を込めて作り上げた製品にケチを付けられたら間違いなく頭に血が上るはずです。ところが、職人達は親方であるボスが示す方針や命令には案外、服従的なところがあります。

 

業界に関わらず、職人特有の体質というものがあると思います。それは、商材の品質に対する目がとてもシビア。

職人は毎日、朝から晩まで物作りに没頭しています。彼らは自分が持つ物作りの尺度、基準、価値観に合わない製品を目にすると、心穏やかではないではないのでしょう。

彼らは、頑固と言えば頑固かもしれません。しかし、それが物作りのプライドを持つ職人と言えるでしょう。

 

元々、日本は職人国家

元々、日本は多くの優れた絵画、彫刻品、工芸品、建築物を生み出してきた職人国家の歴史を持ちます。日本は物作りで昭和の経済成長を築いてきたことからも、日本人には物の品質に徹底的に拘るDNAが組み込まれているのかもしれません。

だからこそ、Made in Japanブランドが世界に君臨していました。

しかし、今となっては製造の場は日本以外のアジア諸国にシフトしています。

事実、日本で製造業に従事する労働人口は低下傾向にあります。それでも、日本人のDNAに職人魂が組み込まれているのか、世界で最も商品の品質に厳しい人種はやはり日本人でしょう。

 

外国人が興味を抱く電気屋さん

さて、ここで海外に目を向けると、多くのアメリカ人は海外へ出かけることができません。しかし、もし彼らが生まれて初めて日本国に降り立ち、ビックカメラやヤマダ電機、エディオンの店舗に足を踏み入れたら腰を抜かすほど驚くことでしょう。

相変わらず外国人観光客が秋葉原でぶらぶらしているのは、そんな街は珍しいからでしょう。

もしかして、外人さん達にとって目の前のあらゆる家電製品の高度な機能と技術、そして品質をすぐには理解できないかもしれません。人は理解できない事に対しては驚くことはできません。

外国人観光客達の目には、それらの家電量販店はディズニーランドどころか、それ以上にミラクルな世界に映っているのかもしれませんね。

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