2013年現在、多くの企業はアフィリエイターを軽視しているのでは?

2013年現在、多くの企業はアフィリエイターの重要性について気が付いていないと感じます。今後、流通が次なるステージへ向かっていく可能性が高いのに、企業群はその変化の兆候に気が付いていない様子なのです。

 

ネットユーザーは増加していく

過去のブログでこのような記事を書いてみました。「今後、広告代理店は間違い無く大幅に縮小していくだろうnew_window_icon_black

この記事を要約すると、従来の広告代理店の重要性はますます低下していき、検索結果やネット広告に置き換わっていくという内容。広告代理店とネットビジネスの関係者ならば、既にこの変化が気が付いていると思います。

 

楽天やYahoo!ショッピング、ヤフオク!、アマゾンにアクセスすれば、一部を除いて日本国内に流通しているあらゆる商品を閲覧し購入することができます。高額商品を購入の際は、現物を確かめる需要も多く、リアル店舗の一部がショールーム化しています。

そして、お客さんはネットで商品を購入する流れが強まっています。

その結果、すでに2000年初頭から商品価格の値崩れ問題が浮上し、今では、各ショッピングモール内で熾烈な販売競争が激化しています。更に送料無料、ポイントの付与により、モールそのものが戦場と化しています。

 

販売会社の利益の源泉は、販売価格から仕入れ価格を引いたところにあります。但し、それは粗利。販売会社は毎月、粗利から固定費と変動費を払う必要があります。

結果的に利益が上がるのは、電子商店街と一定のテナントと製造メーカーでしょう。その他大勢は、先の見えないトンネルの中にいるのが現実だと思います。

インターネットの強みは検索にあるため、一瞬にして特定商品の価格比較ができます。よって、新製品が発売されても値崩れが早く、販売会社は利益の確保が難しい。つまるところ、その存在理由そのものが揺らいでいるのです。

 

アフィリエイトに将来性あり

この問題を解決する方法はアフィリエイトしかないと思います。

従来の流通方法は、製造メーカーが問屋へ商品を卸し、商品によっては2次3次問屋を経て小売店に並びます。ところが、インターネットやテレビ通販、カタログ通販の広がりにより、問屋を経由しないダイレクト型通販を選ぶメーカーが増えてきました。

 

サントリーや富士フィルム、明治、協和発酵バイオ、小林製薬、ライオン、ティーライフは健康食品や健康茶をダイレクト通販で販売しています。この販売方法のメリットとして、商品の値崩れが発生しませんし、それによってブランドイメージを保つことが可能です。また、商品のライフサイクルを長く保つことができます。

更に、販売窓口を拡大するためには、アフィリエイターの力が必須となります。今後、更にアフィリエイター人口が増加していくことは間違いありませんから、仕掛けるなら今のうちでしょう。しかし、2013年の時点で、まだ多くの企業はアフィリエイターに重きを置いていないようです。

会社によっては、アフィリエイター報酬を1%しか払わないところもあります。

 

アフィリエイターは大切なパートナー

直販型企業ならば、アフィリエイターは販売代理店に近い存在。アフィリエイターに積極的に商品を販売してもらうためには、販売代理店が取れる利益とまではいかなくとも、それに近い報酬を支払う必要があると思います。

それだけの利益が確保できれば、アフィリエイターはコストをかけて、本格的な販売ページを立ち上げることができます。販売代理店が作る販売ページと遜色無いものができあがるでしょう。

更に、当然ながら、同一商品を扱うアフィリエータ―同士で価格競争が発生しません。

アフィリエイターの存在価値が今後高まっていくのは間違い無いと思います。

 

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