個の時代が進む21世紀-高林秀亘

米国シリコンバレーSkully社のヘルメットはナビ、電話、音楽に対応

KAWASAKI H2R

ライダーの視線移動

基本的にバイクのメーター類はフロントフォークのトップブリッジ前方や周辺に装着されているケースがほとんどです。

ライダーがバイクに乗車すると、頭部の位置はメーター類よりだいぶ上に位置します。

よって、ライダーが車速やエンジン回転をチェックする際、視線移動がクルマの運転時と比べてかなり大きくなります。前傾姿勢のきついレーサータイプよりも、ツーリングモデルの方がライダーの頭部がより上に位置します。

ライダーの大きな視線移動は瞬間的な脇見運転となってしまいます。ライダーの視線はクルマのドライバー以上に大切なこともあり、私は現役ライダーの頃、この点が気になっていました。

 

クルマの世界では、フロントガラスやガラス前方に車速をデジタル表示、投影する技術は確立しています。しかしバイクともなると、それは簡単なことではありません。

バイク、メーター周り

また、バイクにナビゲーションを装着したところで、同様にライダーは瞬間的にモニターを確認しながらの走行です。

しかも、バイク用ナビゲーションはモニターサイズが5インチ前後の物が多いです。

更に、これらの機器をハンドルバー周囲に装着すると、ごちゃごちゃするし盗難の心配もあります。

 

米国シリコンバレーSkully社は次世代型ヘルメット

これらの諸問題を解決するため、2013年から米国シリコンバレーSkully社は次世代型ヘルメットの開発を進めているようです。

Skully社のオフィシャルサイトによると、ヘルメットがスマホとBluetoothで繋がり、シールドの片隅にナビゲーションが表示され、通話や音楽も楽しめる。

更にリヤカメラを装着することで、クルマのルームミラーのような機能も与えられています。

 

私はかねてより、このようなヘルメットの登場をイメージしていました。このモデルはプロトタイプとは言え、ついに現実化したのが興味深いですね。

もしかしたら、日本のAraiやSHOEI, OGKは既にSkully社とコンタクトを取っているかもしれません。

このような製品は利便性だけでなく、高い安全性にも繋がります。

個人的にこのようなデバイスにはとても興味があるし、心が躍ります。

 

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