個の時代が進む21世紀-高林秀亘

脳は自分の目に映っている物を全て認識していない-情報の取捨選択

人ごみ

人は、目に映っている物を全て認識している訳ではありません。人それぞれの意識や興味の対象物が異なるからです。

 

各業界人の潜在意識

アパレル、洋服店

 

アパレル業界の人たちは無意識ながら、人々のファッションが気になるのではないでしょうか。

美容業界の人たちは無意識ながら、人々のヘアスタイルが気になり、靴業界の人たちは人々の足元が気になるでしょう。

そして、男性ならば、夏にワンピースを着た素足が綺麗な女性が歩いていれば、自然と視線が女性の足元に行きます。これは、男性の本能。

 

自分ではまったく意識していないのに、自分が関心を持つ事柄に視線が動き、フォーカスして脳で理解しようとします。

これらの視線と脳の働きを考えてみると、アパレル業界やヘアアーティストたちは、道路工事車両が目に映っても、脳はほとんど認識していないと思います。

彼らの視界に一瞬、工事車両が映るだけでしょう。

「あートラックだ」

「あークレーン車だ」

そして、次の対象物に視線が動いていきます。

これは多くの業界人にとって、道路工事車両は意識や興味の対象外であるからです。

 

夏のビーチでも

ハワイ、ワイキキビーチ

 

男性の目には、夏のビーチを歩く女性と男性の両方の素足が映っています。その時、脳は同性の素足をほとんど認識していないと思います。

一部を除く男性にとって、同性の素足やすね毛は興味の対象外。

同様に、一部を除く女性にとって、同性の素足は興味の対象外。

 

このように、人の目にはあらゆる物が映り込んでいます。しかし、脳は意識や興味の対象外の物、知らない物についてはほとんど認識していないと思います。

 

興味の対象が増えると・・

今まで、腕時計に興味が無かった人が時計に興味を持ち始めると、人々がはめている腕時計が自然と目に飛び込んでくるようになります。潜在意識が視線を動かしてしまうのでしょう。

同様に、自転車に興味が無かった人が自転車に興味を持ち始めると、街で見た「あのロードレーサーは、どこのフレームでギヤはSHIMANO製」なんて講釈が始まるのです。

自動車に興味を持っていない人は、車体の大きさやデザイン、ボディカラーを漠然とイメージで捉えています。メーカーや車種名なんて気にしていません。ところが、運転免許証を取得して車を購入する段階になると、興味の関心が車に向かうようになります。

 

人の目には、よく知らない物が数多く映っていますが、脳はそれらを深く認識していません。ショッピングモールの中をブラブラと歩いていても、目に飛び込んでくるあらゆる製品を脳で理解しているわけではありません。

目に漠然とそれらが映っているだけです。ところが、対象物に対して興味や理解が進むと、初めてそこで脳が認識を始めることが多いのです。

 

人の脳は情報が多すぎると処理できませんし、オーバーヒートしてしまいます。それを防止するために、目と脳が連携して、情報の取捨選択をしているのでしょう。

そもそも、人は2つ以上の事柄を同時進行で考えることができませんので。

 

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コメント

    • しゃんしゃん
    • 2018年 3月 18日

    こんにちは。
    自分も「興味のある物には目を向ける。」と「興味がない物は目を向けない。」という感覚はあります。
    今まで興味がなくて知らないはずのものがある事に影響して急に目を向けるようになるという周りからすれば変だと思われそうなくらい変な感覚になる事がありますね。同じ目に見えるものでも脳が認識するものによって見え方が変わってくるのですね。大変良い学習をさせて頂きました。有難うございます。

      • Heeday
      • 2018年 3月 18日

      コメントありがとうございます。

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