タバコと肺がんの因果関係-喫煙率が下がり、肺がん患者が増加の謎

大雑把に言うと、白人の国々では嫌煙運動が盛んなのです。特にアングロサクソンは「タバコ=悪」の方程式を社会に植え付けています。

アメリカでは、建物内ではほぼ全面禁煙であり、敷地内禁煙も多く見かけます。

一方、有色人種の国々では、タバコは嗜好品の一つとして捉えられている傾向があります。

なお、日本は有色人種の国ながら、日本国はタバコに対して明らかに白人国家と同様のスタンスをとっています。

喫煙文化

タバコの煙には主流煙と副流煙に分かれます。

タバコの先端部分から発生する副流煙は周囲の人々にとって不快なもので、受動喫煙は様々な問題があると言われています。

他にも、タバコの煙は未成年者への影響が考えられるため、不特定多数の人が集まる屋内や公共の乗り物では禁煙が当然でしょう。今となっては、日本国内の公共性の高い場所では、ほぼ100%禁煙です。

しかし、日本は喫煙者を全否定しないところがあるのか、ビルや大型ショッピングモールでは喫煙ルームを見かけます。

喫煙率が高いアジア諸国であっても、エアーポート内やショッピングモール等の公共の場では禁煙。そして日本と同様、喫煙者のために喫煙ルームなり、屋外に喫煙場所が設置されています。

このようにアジア諸国では、喫煙者を100%排除していないところに、社会が喫煙文化を全否定していないような気もします。

喫煙と肺ガンの関係

タバコを吸って健康になるとは考えにくいものの、中部大学教授の武田邦彦氏によると、喫煙と肺ガンとは因果関係が無いそうです。

タバコを吸ったことがない人が癌を患い、肺に転移することはよくあります。確かに、タバコを吸わなくても肺ガンになる人は大勢います。

むしろ、喫煙率が低下するほど、肺がん死亡者数が増加しているデータがあります。日本では喫煙率が低下傾向にあるものの、肺がんの死亡者数は右肩上がりの増加の一途を辿っています。

「エッ?」と思いませんか?

ここに注目する必要があります。

大注目なのです。

武田氏のYouTube動画に喫煙者率と肺ガン死亡者数のグラフが掲載されています。

こちら。

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