車&バイクのバッテリー上がりの原因と症状-防止する対処法,対策は3つ

1年の中で「冬」と「夏」は自動車のバッテリートラブルが増加する季節。
いわゆるバッテリーパワーが低下して、エンジンの始動ができない「バッテリー上がり」。自動車やバイクのオーナーは1度や2度はバッテリー上がりの経験があるかもしれません。
ところで、夏と冬ではバッテリーパワーがダウンしてしまう原因に違いがあります。
Contents
バッテリー上がりの原因
【夏】
日本の夏は(亜)熱帯化?しているのか、インドネシアのジャカルタ以上に暑い。
夏は、自動車のエアコンがフル稼働しています。車内でエアコンの電力消費が最も大きく、オルタネーター(発電機)がフル稼働して発電しています。
自動車は多くのコンピュータによって電子制御されています。
更に、カーナビや電動パワーステアリング、カーオーディオ、電動スライドドア、アイドリングストップ等々、電力消費がうなぎ上り。
クルマの電装品が充実している今日、バッテリーの負担は増加傾向です。
更に、バッテリーが劣化してくると、オルタネーターが懸命に発電しても、バッテリーが上手く充電されない現象が起きます。
専門的にはサルフェーション現象と呼ばれ、バッテリー内部の電極板が白っぽいサルフェーションで覆われてしまうと電気の流れが悪化します。これが原因で、バッテリーの充電と放電がスムースにいかなくなります。
これが理由でエンジン始動時、セルモーターの回転力が弱い症状が出てきます。新品バッテリーならばセルモーターが勢いよく回るのに、バッテリーが弱くなるとセルモーターの回転が頼りなくなります。
最悪、コンビニで買い物をして、いざエンジンのスタートボタンを押しても、エンジンがかからない・・・という事態に直面するのです。
【冬】
カーバッテリーは外気温が低下すると、放電性能が低下します。低温が原因で、バッテリー内部の化学変化が鈍くなります。
バッテリーの種類に違いはありますけど、スマホやデジカメだって、極寒の中ではバッテリーの放電パワーがガクンと低下します。
バッテリー物は、寒さが苦手。
更に、カーバッテリー本体が劣化してくると、当然、放電性能が低下します。よって、冬場は朝一番でエンジンが始動できないトラブルが多発します。そこで、
バッテリー上がりを防ぐ3つのポイント
(1)定期的な走行
自動車やバイクに乗らないまま放置すると、徐々にスターターバッテリーは放電していきます。
これはECUや時計、カーナビ等の電装品に微弱の待機電流(暗電流)が流れているからです。更に、バッテリー本体の自己放電(※)も無視できません。(※カーバッテリーは自然放電していきます。)
自動車を1ヶ月以上、2ヶ月も放置すれば、バッテリーはどんどん放電して上がってしまいます。
それを回避するためには、定期的に走行するしかありません。走行することでオルタネーターが発電し、バッテリーが自動的に充電されます。
(1-2)定期的なアイドリングは?
ちなみに、定期的なエンジン始動、アイドリングはどうでしょう?
これは、車両を放置するよりは、まし。
10分、15分アイドリングするだけでも、バッテリーは補充電されます。しかし、バッテリーの充電状態によって一概に言えませんけど、短時間のアイドリングでバッテリーのフル充電は望めません。
何故なら、アイドリング状態ではオルタネーターの発電量は高くはないからです。
また、短時間のアイドリングを繰り返すとマフラー内部に水が貯まりやすく、長期的には錆の問題が懸念されます。
(2)定期的なバッテリー交換
自動車やバイクに使われているスターターバッテリーはサルフェーション現象によって徐々に劣化が進んでいきます。更に、ゆっくりとバッテリー内部の電極板そのものも劣化していきます。
今日の自動車は多くの電装品を搭載していることもあり、半分は機械で残りの半分はコンピュータ関連の電子パーツの集合体とも言えます。
アイドリングストップを搭載する車両が多く、バッテリーの負荷は増すばかり。よって、バッテリーの管理に気を使いたいもの。バッテリートラブルを避けるためにも、予算の範囲内でできるだけ高性能なバッテリーをチョイスしたいですね。
☆バッテリー交換時のお役立ちInfo
もし、自動車の使用頻度が少ないならば、バッテリーのサイズアップが最適。このサイズアップとは、今のバッテリーより容量の大きなバッテリーに交換すること。
例えば、今現在の自動車に搭載されているバッテリーの容量(電気を貯める量)を100とします。これを、一回り大きなバッテリーに交換することで、容量を110、115という具合にアップできます。
バッテリーの容量がアップすることで、バッテリー上がりの予防に繋がります。
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(3)専用充電器でバッテリー充電&管理
定期的な走行が難しいとなると、専用のバッテリー充電器でバッテリーを充電&管理する方法があります。
一般的な自動車用の12Vカーバッテリー充電器は、充電が終了すれば、回路が遮断されて充電機能が停止します。もちろん、その状態でクルマを放置すれば、再びバッテリーは放電していきます。
そのような問題を解決した専用の充電&管理器を使うのも手でしょう。
12Vバッテリーに専用の充電&管理器を接続状態にすることで、常にバッテリーは満充電をキープできます。充電器が常時、バッテリー電圧を監視し、電圧が低下してくると補充電を繰り返します。
1年365日、バッテリーに充電器を接続状態でも、過充電の心配は一切ありません。いつもバッテリーが満充電ならば、エンジンはいつでも一発始動。理屈の上では、燃費だって良くなります。
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2018.11.29, 2018.01.10, 2017.12.02, 2017.11.23, 2017.07.11 Rewrite
どうも。
愛知在住の男です。
半年ほど前、中古の軽自動車を購入しました。
かかった費用は全部でたったの85万円ぽっきり。
それなりに整備された中古車を選べました。
というのも自分で探すのではなく条件にマッチした中古車を探してくれるタダのサービスを使ったからです。
そのため自分にピッタリのミニバンがコストをかけずに見つかりその日に契約しました。とてもハッピーだと感じました。
愛知だけじゃなく日本のあらゆる地域で使えるので便利ですよ。