Googleハネムーンは存在するのか?意味と期間、対策はどうする?

以前からネット界で「Googleハネムーン」という言葉が囁かれています。初めて知った方は、何かスイートでいい事があるの?と受け取ってしまうかもしれません。
「Googleハネムーン」とは、Googleのアルゴリズムがしばらくの間、アップロードしたWebページをテストする期間。
管理人の経験上、Googleハネムーンは明らかに存在します。
これは噂話ではなく、実際にGoogleハネムーンが発生するケースはあります。但し、前提条件があります。Webページをサーバーにアップロードしたからといって、全てのページがGoogleハネムーンの対象になるとは断言できないと思います。
Googleハネムーンの意味
レンタルサーバーを確保してドメインを取得し、WordPress等でCMSを立ち上げて短期間で大量のコンテンツをアップロードすると、Googleハネムーンの対象になりやすい傾向があると思います。これは、あくまで管理人の経験上の話。
では、大量とは具体的にどのくらいのページ数なのでしょう。こればかりは知っているのはGoogleのみ。
明言はできませんけど、ドメインを新規で取得して、1ヵ月で200ページもアップロードしたら、Googleハネムーンの対象になるのではと考えます。
そもそも、新規でドメインを取得してサーバーへWebページをアップロードしたところで、Googleはそのページとドメインの価値を判断できません。では、Googleはどうする?
Googleは、Googleハネムーンの対象になった該当ページを比較的、上位表示します。クエリによって、表示回数やクリック数、クリック率、滞在時間、直帰率等々のパラメーターから該当ページの価値を判断しているのかもしれません。あくまでこれは、憶測の範囲内の話。
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よって、短期間で大量のコンテンツをアップロードすると、アクセス数が伸びることはあるのです。しかし、この状態は長続きしません。あくまで、これはGoogleの該当ページに対するテスト期間なのです。
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エイジングフィルター
しばらくするとGoogleハネムーンの期間が終了し、該当ページはGoogleが判断する検索順位に落ち着きます。これは、エイジングフィルターと呼ばれます。
Googleハネムーンの期間
短期間で大量のコンテンツをアップロードすると、1ヶ月以上は上位表示されてアクセス数が伸びることがあります。ただ、管理人の経験上、3ヶ月も4ヶ月もその状態が続いたことはありません。
Googleハネムーン期間中の対策
Googleハネムーン期間中の具体的な対策は特に無いのではと思います。w むしろ、なぜ対策を考えるのか不思議です。
そもそも、Googleハネムーンはテスト期間。
しばらくすると検索順位とアクセス数は落ち着いてくるのです。じたばたする必要は無いと思います。逆に、何かすべき対策が必要なのであれば、参考までに教えていただきたいです。
ユーザー目線で書かれている記事はアクセスが増えていき、Googleから徐々に評価されていきます。ユーザービリティが高いページは自然と評価が高まっていくわけです。結果的にそれがSEO対策に繋がっていきます。
もちろん、ユーザー目線を意識してじっくり時間をかけて記事を書き上げても、アクセス数が伸びない場合もあります。強力なライバルが多いレッドオーシャンであったり、そもそもクエリが少ないニッチな市場では共にアクセスが伸びないこともあります。
今や、ブログの世界はクエリによってはレッドオーシャンということもあり、ちょこっとだけ記事を書いて評価されるほど甘い世界ではなくなりました。巷に出回っているSEOテクニックに手を出しても、打ち上げ花火的な結果に終わるでしょう。
まとめ
ちなみに新規ドメインを取得して、週に1記事を作成するペースであれば、Googleハネムーンの対象になることは少ないのではと思います。記事内容が優れていれば、そのようなブログは時間をかけてゆっくりとアクセスが増えていきます。
もちろん、記事内容が優れているかどうかは、ユーザー動向とGoogleアルゴリズムが決めていくもの。
また、自分が書いた記事内容は悪くはないのでは?と思っていたり、ホワイトハットSEOを心掛けていても、Googleアルゴリズムのアップデートによってページが飛ばされる時代。
2017年12月と2018年8月のGoogleアルゴリズムの大幅なアップデートにより、YMYL(Your Money Your Life)に関係するブログの中にはアクセス数の激減に見舞われて、壊滅的な状態となった管理人も少なくないのではないでしょうか。
Googleアルゴリズムは日々、進化している以上、小手先のテクニックで何とかしようという時代ではなくなったと思います。
一部、ブログはオワコンと言われているものの、管理人は中期的にはそうではないと思います。ブログを運営してきた管理人が撤退すると、そこに空きの席が発生します。ネットの世界は椅子取りゲーム的な要素があります。
空きの席が発生すれば、そこには隙間が生まれるため、また次のブログが入り込んできます。2017年から2018年にかけて、ブロガーやアフィリエイターにとって大きな動乱期であったと解釈できるのではと思います。
確実に言えるのは、ネットユーザーが日々、スマホで検索する以上、検索ニーズが無くなる事はありません。
そんなネット環境の中でGoogleハネムーンは1つの現象であって、それに一喜一憂する必要は無いと思うのです。
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