EC、Eコマースに向いた商品、ECにあまり向かない商品の違いは?

サイバーモールの知名度と利用者が右肩上がりで伸びてきたこともあり、楽天、Yahoo、ヤフオク、アマゾンにアクセスすれば、日本国内に流通する一部を除く商品を閲覧し購入することができます。

また、検索エンジンで更なる詳細なキーワードで検索していくことで、意外な商品やサービスを知ることができます。

 

インターネットマーケティング

商品なりサービス内容をネット上に公開しても、それでビジネスが上手く進むわけではありません。そこから先は、インターネットマーケティングが必要とされます。インターネットマーケティングについては、今後も書いていく予定。

 

商品の販売方法の代表例として、店舗販売、インターネット販売(EC)、通販カタログ販売、DM販売、チラシ販売、ペーパーメディアへの広告出稿による販売、テレビ通販、ラジオ通販、営業マンによる人的な販売、電話営業販売が挙げられます。

 

一口に商品と言っても、あまりにも範囲が広く、1つ1円に満たない製品をロット単位で取り扱うビジネスから、住宅のように1棟あたり数千万円の値嵩商品まで様々。

もちろん、ECは魔法の商取引手法ではなく、よってこの世の全ての商品がECに向くわけではありません。実際のところ、ECに向く商品と向かない商品の見極めは、実践してみなければ分からないところが多分にあります。

そもそも、インターネットが出現するまでは、従来のアナログ手法による販売が主流でした。そこに、インターネットという相互通信システムが加わったため、販売方法が1つ増えただけと解釈すればいいのです。

 

ECの意外な発見

コカコーラ
ECを運営すると意外な発見があります。

店舗販売ではあまり売れない商品がネットでは売れることがあります。逆に、ネットよりも店舗販売の方が売りやすく、業務の効率的な運営ができることもあります。

 

前者の一例として、マニア相手の商品や特殊な商品。

この一例はビジネスから外れるが、ヤフオクを覗くと年代物のコカコーラの瓶や缶に複数の入札が集まり、プレミア価格で落札されることが珍しくありません。

これは、瓶や缶に興味が無い人にとってはただのガラクタです。しかし、収集家たちにとっては、価値のある物という証明です。

 

安価な商品のマーケティング

クロワッサン

 

次に後者の一例として、人気のパン専門店ともなると、1日で1,000個以上を売り切ってしまいます。地元住民や噂を聞きつけたお客さんたちがクルマで20分も30分もかけてパンを買いに来ます。

店舗販売ならばトレーにパンを並べておけばいい。後は、お客さんが好みの品をピッキングし、店員は会計処理と袋詰め作業だけです。レジ係は少々忙しいかもしれませんけど、少人数でも店を回せます。

ところが1個100円、150円、200円のパンを通販で売ろうとすると、簡単な事ではありません。

まず、ウェブへのアクセスアップの問題。

また、通販の場合、必ず送料が発生するため、少額商品の単品販売では難しい。最低でも、10や20個をまとめて販売する必要があります。

 

通販ビジネスの場合、受注データ処理、ピッキング、梱包作業、出荷処理、送り状伝票の発行といった細々とした付帯業務が多いです。それらの作業に人件費が食われてしまうため、よほど合理的な運営が必要となると思いますね。

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